はじめに

 僕がYOUTURNに就職した理由。それは新しいチャレンジに溢れ、自分の目指す未来に向けて努力できる環境がYOUTURNにあったからだ。ハウステンボスでは目指せなかった未来がYOUTURNにはあった。その理由を説明する前に、まずは簡単な自己紹介をしたい。

僕は高校まで岡山で暮らし、その後は東京にある大学へと進学した。就職にあたって地方で働きたいという思いもあり、新卒でハウステンボスにあるホテルへ入社。その後は約1年間ホテルのフロントとして働いた。岡山に戻るという選択肢もあったが、急いで戻る理由もなかったので、自分の育った土地以外も見てみたいと思い長崎を選択した。正直に言うと何かこだわりを持ってハウステンボスを選んだわけではなく、地方でチャレンジングな仕事が出来ればと思った結果だった。ホテルの仕事は新しい経験の連続で楽しかったが、就職してからどこか物足りなさを感じる日々が続き、そんななかでたまたま見つけたのがYOUTURNのブログだ。同じ課題感を持った人がいることを知って嬉しくなり、ブログの感想をメールで送信。代表の中村に会うことになり、気づけばあっという間にYOUTURNに転職していた。YOUTURNへ転職した理由は大きく3つある。以下でその理由を説明していきたい。

 

理由その1 YOUTURNには0から自分で作り上げる楽しさがある

 ハウステンボスでは毎日たくさんのイベントが開催され、趣向を凝らした様々な食事やサービスが提供されている。僕が働いていたホテルでも、お客様に満足して頂こうと日々試行錯誤がなされていた。しかし、就職してから気づいたことだが、僕は0から自分で何かを作り上げる過程が好きだった。サービスを提供する仕事は好きだったが、それだけに楽しさを感じることはできなかったのだ。目的に応じてどのようなターゲットにアプローチするかを決め、それを元にお客様が楽しめる企画を考える。そのような0から1への過程が好きだったため、いくつかの企画を考えて提案してみたものの、企画が採用されることはなかった。

 それに対しYOUTURNは、そもそもベンチャーなので出来上がっているものの方が少ない。何かを始める時は常に0からのスタート。現在行っている空き家の整備に関しても、自分で0から考え形にしていくことができる。ハウステンボスでこの経験を得ようと思うと、新卒では何年か先の話になってしまうだろう。

 

理由その2 「食」への強い興味

 僕が「食」に対して強い興味があったことも転職の理由の1つだ。もともと美味しいものを食べることが大好きで、本場のイタリアンが食べたいと思ってイタリアに行ったこともある。食べ歩きはもちろん、自分で作ることも好きだ。どうせ食事をするなら美味しいものが食べたいし、美味しい食材で料理をしたい。そのためそもそもの食材作りである農業には強い関心があり、いつかやってみたいと思っていた。自分たちで一から作物を育て、収穫し、食べる。高い食材を買わなくても健康に良く美味しい食材が手に入り、なおかつ育て方も学べる。このように仕事をしながら農業にも挑戦できるYOUTURNの環境は、僕にとって非常に魅力的だった。現状農業は自分たちで食べる野菜だけを育てているが、将来的には事業として成り立たせたいという想いもある。

 

理由その3 YOUTURNの考え方に共感した

 株式会社YOUTURNは現在、人材紹介を通じてIT・ベンチャー人材のU・Iターンの手助けをしている。その根底には地方と都市間における人材の偏在に対しての課題意識があり、そこに対して取り組んでいる最中だ。

 ハウステンボスで働きつつ、どこか仕事に満足できなかった自分にとって、YOUTURNのやろうとしていることはまさに自分が課題に感じていることだった。東京で学生生活を送り、地方に就職して実感したことが人材の偏在による東京と地方のアンバランスな社会構造だ。東京では人が多すぎて満員電車や激しい人混みがストレスになる一方で、地方では人が少なすぎて人材不足や後継者不足の問題に悩まされる。地方で働けば働くほど、ベンチャー気質を持った人材やIT系人材の不足を実感する機会が多かった。

 ただし僕にとって地方で就職することにはメリットもあった。それは人材の偏在が理由だ。東京よりも地方の方が圧倒的に人口が少ない。人口が少ない地域ほど人材の希少性が高まるので、東京で就職するよりも地方で就職した方が、自分が勝負するために有利な環境だと感じたからだ。人口の多い地域で少ないチャンスを奪い合うよりも、人口の少ない地域で勝負すればより多くのチャンスを手に入れることができる。こうした地の利があることも地方で就職する際の立派な理由の一つだと思う。「食」に興味があり、地方でチャレンジングな仕事がしたかった僕にとって、YOUTURNは最適な環境だった。

 

YOUTURNで目指すもの

 僕がYOUTURNで目指すものは2つある。1つ目は「食」を通して自分の家族や周りの人の体調を改善すること。そして2つ目が「食」を通じて体調改善を目指す場所の提供だ。

 1つ目の目標はかなり個人的なものだが、これはなんとしてでも成し遂げたい。現代社会では生きているだけで仕事や人間関係など様々なストレスに晒されるが、ストレスの原因自体を取り除くことは難しい。しかしそのまま放っておくと、体調悪化の原因になってしまう。そうした問題に対して、僕は「食」を通じて問題改善に取り組んでいきたい。ストレスの原因を取り除くことはできなくても、普段の食生活を通じて体調を改善させることはできるはずだ。自分たちで育てた健康に良い食材を家族に届けたいし、自ら研究しそれらを活用した養生ごはんのレシピも一緒に送ってあげたい。普段一緒にいることができないからこそ、遠隔でもできることで大切な人の体調改善をサポートをしたい。

 そして、その次に成し遂げたいことが2つ目の目標だ。食生活を見直す場所として地方で暮らすことにはたくさんのメリットがある。田舎は周りにお店も少なく誘惑が少ないので、距離と時間をとって普段の食生活に向き合う環境としては最適だ。また空き家や農地がたくさんあるので、低コストで環境を整えることが出来る。幸福に生きるための前提条件は健康であり、健康の前提条件にあるのが普段の食生活だ。僕達の体は僕達が普段食べたものからしか作られない。地方ならではの価値観で、食を通じて健康に向き合う場所を作っていきたい。

 地方への移住と聞くと、興味があっても一歩を踏み出せない人が多いと思う。現状東京での生活に比べ地方への移住は不明瞭な部分も多く、なかなか気軽にできる選択肢ではない。そのためにも僕は自身の活動を発信し、地方への移住を考えている方々の助けになりたい。YOUTURNでの自身の活動が地方でも楽しく暮らしつつ、チャレンジングな仕事もできるという一つのロールモデルになればと思う。

著者プロフィール

山口 恭平
東京の大学を卒業後、新卒でハウステンボスにあるホテルへ入社。2017年9月に株式会社YOUTURNへ転職。現在は福岡の城下町『秋月』で、空き家の整備と食養生の研究を行う。
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