働き方改革が謳われる時代ですが、そのしわ寄せが来やすくストレスのたまり場になりやすいのが、中間管理職。

 

出世といえば聞こえはいいですが、わずかな給与のアップとは割の合わない業務量と、ストレスの増加に苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。

 

また、社内調整や社内事情には詳しくなれど「果たしてこのスキルが社外で通用するのか」と少なからず疑問に感じるときもあるのではないでしょうか。

 

しかし、こうした中間管理職の経験を求めている企業があるのも事実です。

 

今回は中間管理職が持つ悩みの対処法から、中間管理職の経験をうまくキャリアに活かす方法を紹介していきます。今の働き方や、今後のキャリアについて不安のある中間管理職の方はぜひ参考にしてください。
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中間管理職は、部下と上司のいる管理職を指す

中間管理職とは明確な役職のことをさす言葉ではありません。部下がいるけど上司もいて、上位の管理職の指揮下に配属されているポジション全般を表します。

 

部長、課長、係長の中でいえば課長と係長が中間管理職といえます。管理職と呼ばれる名誉はあるものの、上司からの圧力と部下をマネジメントしなければならないなど、さまざまなストレスがかかるポジションでもあります。

 

中間管理職ならではの悩み3つ

ほかの役割とは異なり、挟まれるからこその悩みを抱えるのが中間管理職。そんな中間管理職が抱える悩みは、大きく分けて3つあります。

 

・負担は増えるのにそこまで給与は上がらない

・コミュニケーションのストレス

・社外でスキルが通用するかわからない

 

それでは順番に見ていきましょう。

 

負担は増えるのにそこまで給与は上がらない

管理職になれたと喜ぶのも束の間、満足できるほど給与が上がることはほとんどありません。わずかな給与のアップと引き換えにその負担は何倍にも増加します。中間管理職の多くは、マネジメントの仕事以外にもプレーヤーとしての仕事も課せられる「プレイングマネージャー」であるケースがほとんどです。

 

部下がしっかり成長して結果が出せればいいですが、組織として足りない結果は中間管理職が埋め合わせをしなければなりません。組織をマネジメントしながらプレーヤーとして目標も達成しなければならず負担ばかりが増えていきます。

 

コミュニケーションのストレス

プレーヤーのときは上司とのコミュニケーションだけで済みましたが、管理職になることで上司と部下、両方とのコミュニケーションが必要になってきます。上司からはプレッシャーが来て、部下からは不満が上がってくるなど、中間管理職にはストレスのはけ口がありません。

 

上司の言うことは聞かなければなりませんが、部下が自分の言うことを聞いてくれるとは限らないため、部下への指示の仕方にまで気を使わなければなりません。実務以上に周りとの円滑なコミュニケーションが求められるのが中間管理職とも言えるでしょう。

 

社外でスキルが通用するかわからない

中間管理職になると現場でのスキルよりも、社内調整ばかりがうまくなっていくように感じます。今後のキャリアを考えた時、今の会社で望む未来が手に入ればいいですが、転職が頭をよぎることもあるかもしれません。

 

そんなときに中間管理職で社内調整するスキルばかりを磨いても、うまく転職できるのか、もしくは他の会社で活躍できるのか不安になりますよね。キャリアの可能性が狭くなっていくように感じるのも中間管理職の悩みのひとつでしょう。

 

中間管理職が抱える悩みへの対処法3つ

中間管理職の悩みは尽きませんが、ちょっとした工夫で悩みが和らぐことはあります。対処法をいくつか紹介するので、できることを試してみてください。

 

1.仕事を細分化して部下に権限を譲渡する

中間管理職の負担が増える要因には、自身で仕事を抱えすぎていることが挙げられます。マネジメントと現場の仕事を全て自分でやろうとしてしまいキャパシティを超えてしまいます。そんなときは、すべての仕事を自分でこなすのではなく、段階的に仕事を部下に譲渡していきましょう。

 

ただし、このとき気をつけたいのが、部下への仕事の振り方です。単純に部下に仕事を振っても部下がこなせない可能性も高く、それがまたストレスの原因になることも。仕事を振るときは仕事をできるだけ細分化して、部下が余裕を持ってこなせるように振りましょう。部下の成長にも繋がりますし、慣れてきたら譲渡する仕事も徐々に増やせるので自分自身の負担も減らせます。

 

2.自分を癒す方法を探す

さまざまな工夫をしてストレスを減らすことはできても、ストレスをゼロにすることはできません。中間管理職をしていれば必ずあなたにストレスは溜まっていくことでしょう。そんな場合に大事なのはストレスを溜めないために、自分にとって癒す方法を持っておくことです。

 

中間管理職は長時間労働になりがちで、なかなか自分の時間をとることができません。休日も上司や部下のために時間を使うことが多く、ゆっくり過ごせないことが多いのです。そのためにも先に自分にアポイントをとる習慣を身に付けましょう。

 

忙しさに流されるのではなく、計画的に自分を癒すのも仕事のひとつです。ストレス発散の方法は人によって違うため、いくつか試してみて自分が癒やされるものを見つけてください。

 

コミュニケーションの質を変える

仕事でのコミュニケーションはとにかくストレスが溜まりやすいものですが、その根底には「勝ち負けの意識」が働いている場合が多いです。ついつい自分の思い通りにコミュニケーションを取ってしまうため、お互いに相手を言い負かすようなコミュニケーションになってしまうことも。

 

しかし、こういったコミュニケーションは、まったく生産的ではありません。勝った相手との人間関係も壊れてしまうのでデメリットばかりです。なんのためにコミュニケーションを取るのか、その意識が働けば生産的なコミュニケーションが取れるはず。その結果、ストレスが生まれにくくなるでしょう。

 

中間管理職経験で市場価値を高めるには

中間管理職のスキルとは

中間管理職として「社内調整がうまくなっても社外でスキルが通用するかわからない」という悩みに言及しましたが、だからといって自分の価値が下がってしまうことはありません。むしろ今後、中間管理職が得意とする「社内調整による働きやすい環境づくり」のスキルは、これまでの比ではないほど重要になってくるのです。

 

中間管理職経験が求められる社会的背景

その理由は働く人・環境の多様化にあります。これまでは主に終身雇用制度を前提とし同じような価値観のもと集まった人たちが「仕事人生をすべて同じ会社で全うする」ことが前提だったため、社内調整は出世のためというイメージが根付いていました。

 

しかし今、多国籍の人間を採用したり、働き方も時短勤務やリモートワーク、業務委託や副業など様々な勤務体系があったりと、1つのものさしだけでは捉えきれなくなってきています。

 

そのような中、それぞれの働く意味を明確にし、パフォーマンスを最大限発揮させる中間管理職というポジションは企業にとって重要なのです。今の会社にいると分かりづらいですが、これから市場価値が高まることが期待されるでしょう。

 

成長中のベンチャー企業で中間管理職経験が求められる

社内調整力に限らず大手企業で中間管理職を経験されている方は、自分では気づかない市場価値を持っていることも多いです。

 

そもそもポテンシャルが高い人材

まず大企業はそれだけ就職のハードルが高く、それを乗り越えて就職した人材というのはそれだけでもポテンシャルの高い人材のはずです。そのなかである程度実績を出して管理職になるというのは誰しもができることではありません。

 

また、大手の中間管理職が当たり前にやっている業務のなかにも、市場価値の高いスキルが多いのです。

 

当たり前にしている調整はなかなかできないこと

たとえば営業部署での中間管理職。お客様のクレームにならないように前準備をし、仮にクレームになったとしても相手が怒りの矛先を収めるように謝罪をすることは日常茶飯事でしょう。

 

このような能力は当たり前すぎて、本人たちはスキルとすら思っていないケースもありますが、このようなことの勘所がわかり、複数の関係者の間を取り持ち目標に向かっていくことが「当たり前にできる」というのがそもそもすごいことなのです。

 

ベンチャー企業こそ、中間管理職経験者が必要

ちなみに、福岡のような地方都市では、十数年前の東京のようにベンチャー熱が高まっておりメガベンチャーが生まれようとしています。

 

しかし、スタートアップがメガベンチャーになる際には、それまでと仕事のルールが変わることもよくあります。小さなスタートアップのときは許されていたことも、企業規模が大きくなるにつれ、周りから求められる「当たり前」の基準が高くなっていきます。クレームが起きないようにリスク管理をしたり、トラブルになっても関係を途絶えないような謝罪もしなければなりません。

 

そしてベンチャー企業しか経験していない方だと、大企業では当たり前のようなルールを知らないことが往々にあります。メガベンチャーになりつつある企業では、大手企業のルールが分かる中間管理職の需要が高まっているのです。もちろんそれは営業の現場だけでなく、それぞれの部署で起こっている現象です。

 

キャリアコンサルタントに相談してみよう

このように大手の中間管理職への需要は高まっていますが、それに気づいている管理職の方は少ないですし、社内に目を向けているだけでは気づくことはできません。転職を考えるにしても、社内でキャリアを積むにしても、一度自分のスキルを棚卸しして市場価値を把握するのはとても有意義です。

 

そしてそのためにおすすめなのがキャリアコンサルタントに相談すること。

 

様々な業界のキャリア相談に乗ってきたコンサルタントであれば、あなたにどんなスキルがあるのか、そのスキルがどんな環境で役に立つのか客観的に分析してくれるでしょう。それを知った上で中間管理職時代を過ごすかどうかは今後のキャリアに大きな影響を与えます。

 

良いキャリアコンサルタントの選び方

キャリアコンサルタントに相談することをおすすめしますが、どんなキャリアコンサルタントでもいいわけではありません。経験豊富で、キャリア以外の相談にも乗ってくれる方でなければ的確な分析を受けるのは難しいでしょう。

 

例えばおすすめのキャリアコンサルタントとして例を挙げるなら、高尾大輔氏。

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リクルートキャリアでキャリアコンサルタントとしてのキャリアをスタートさせ、ハイクラス・ミドルマネジメント層の転職に強いプロコミットに在籍し、これまでさまざまな賞を受賞してきた実績があります。

 

キャリアコンサルタントの経験が豊富なのはもちろんですが、高尾氏は現在、株式会社YOUTURNで福岡Uターンの転職に特化してコンサルタントをしています。

 

転職だけでも大きなイベントになりますが、さらに移住も重なると人生の分岐点とも言える大きな決断となります。高尾氏はそんな人生を左右する決断に立ち会っているため、仕事に限らず人生の相談ができる数少ないキャリアコンサルタントとなります。もしキャリアコンサルタントに相談をするのであれば、高尾氏のようなキャリアコンサルタントを探せるといいでしょう。

 

転職エージェントYOUTURNに無料のキャリアプラン相談

高尾氏が在籍しているのは福岡のUターンに特化している、転職エージェントYOUTURN。無料相談をおすすめする理由をご紹介しましょう。

福岡移住でキャリアアップを実現する方法は?

YOUTURNを使う理由①:中間管理職の転職実績が豊富

転職エージェントには若手人材に特化しているような企業もありますが、YOUTURNは非公開案件含む中間管理職の募集案件・転職実績が豊富にあります。仮に転職の意思がなくても、これまで相談に来た人がどんなキャリアを積んでいるのかを聞くことは有意義であるに違いありません。

 

YOUTURNを使う理由②:ベンチャー企業の案件が豊富

大手企業に努めていると、自分の市場価値が判断しづらくなってきます。そんな時こそ違う環境を知っている人間に客観的に判断してもらうことが重要です。YOUTURNは様々な規模の企業の案件を抱えているため、あなたにどんなスキルがあり、どんな企業で活かされるのか提案することができるでしょう。

 

YOUTURNを使う理由③:人生相談もできる

キャリアは人生の大部分を占めるため、ライフプランなしにキャリアプランは考えられません。しかし転職エージェントの中には転職の相談しかできないコンサルタントも多いのです。YOUTURNでは移住×転職という一大イベントをサポートしてきた実績があるため、幅広い観点から人生とキャリアについて相談にのれます。

 

まとめ

自分の成績を考えていればよかったプレーヤーの時に比べ、管理職になるとさまざまなことに目を向けねばならず、自分を後回しにしてしまいがちです。業務も増えてつい流されてしまいますが、意識して自分と向き合う機会を作りましょう。キャリアコンサルタントのように外部の人間と話すことで、自分を客観視することができるので、まずは一度ゆっくりと話してみませんか?
福岡移住でキャリアアップを実現する方法は?

著者プロフィール

YOUTURN編集部
株式会社YOUTURNは、首都圏でキャリアを積んだビジネスパーソンと、福岡で社会課題の解決に挑む企業とのマッチング事業を展開する会社です。スタートアップ都市として芽吹きつつある福岡のベンチャー企業、地場の優良企業への移住転職で、キャリアップとQOLの向上を実現してみませんか?