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こんばんは、YOUTURN代表の中村です。

 

前回のメルマガでは、「東京で働く理由」について深掘りしてみました。

今回は、「福岡に移住する理由」を取り上げてみようと思います。

 

かつて、福岡(あるいは別の地域)から東京に出る決断をした。

そして今、福岡への移住を検討している。
検討まではしていなくとも興味を持っている。

 

かつての価値観から、どのような変化がありましたか?

 

「価値観」という言葉では考えにくいかもしれません。

「何に喜びを感じる(た)?」というふうに自分自身に質問してみるといいかもしれません。

 

前回、「東京で働く理由」を取り上げた際、私自身はかつて「経済性」というモノサシでしか自分の人生の幸福度を考えていなかった話をしました。

当時の私は、「目標達成」「スキルアップ」「役職アップ」「年収アップ」「成長実感」に喜びを感じるタイプの人間でした。

 

「経済性」一辺倒。

シンプルで分かりやすい一本道を、脇目も振らず全力疾走していました。

 

今も、こういった事象に喜びを感じないわけではありません。儲かっても、成長を実感しても嬉しいです。

ただ、「前ほど嬉しくはない」というのが正直なところです。

自分の幸福を測る心のセンサーの中で、「経済性」が占める割合が相対的に少なくなったんだと思います。

 

「人のお役に立てること」

「地域社会に貢献すること」

「自分にしかできないことをやれている実感」

「毎日健康で活力にあふれていること」

「家族との時間を持つ余裕があること」

「自然に近い環境で生きること」

 

このようなことが、かつての自分のマインドシェアと比べると、ぐんぐんシェアを伸ばしています。

 

これは、私が東京から福岡に拠点を移してから始まった変化ではなくて、今思えば、東京でハードに働いていたときから、このような「精神的充足感」に対して渇望があったのだと思います。

 

かつての私は、「経済的に成功したら、精神的充足が得られる」と本気で信じていました。

「経済性」というモノサシの延長線上に、「精神的充足」があると思い込んでいました。

 

前職で取締役を務めていたベンチャー企業で上場を果たしたとき、経済的・社会的「成功」は達成したものの、精神的にはとても疲弊していて、同じ年に、メンタル疾患で役員の退任を余儀なくされました。

 

「経済性」というモノサシの先は、どこまでいってもそれだけだったと気づいたんです。

 

いろんな大切なものを、犠牲にして、見ないようにして、「今」を生きていなかったんだなって気づきました。

 

 

みなさんが、今、東京で働きながら「犠牲にしているもの」は何ですか?

心の奥底に押し込めている「自分の渇望」は何ですか?

 

師走の忙しい時期ですが、就寝前の数分でも考えてみてはいかがでしょうか。

 

(このメルマガは2019年12月15日にYOUTURN会員に配信したものです。)

 


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著者プロフィール

中村 義之
株式会社YOUTURN創業者。地方のアセットを活かして持続可能なライフスタイルとイノベーションを生みだすための起業インフラを創出中。メイン事業はU・Iターン特化の転職エージェント。地方産業革新の担い手になりたい人材募集中。