東京から福岡へ転職する際、大企業の福岡支社からベンチャーまで様々な選択肢があります。
 

株式会社スカイディスクで働く徳丸さんは、新卒で楽天に就職し、東京とアメリカ勤務を経験しました。さらに別会社の立ち上げに関わった後、福岡に移住転職します。
 

大企業からキャリアをスタートさせた徳丸さんが、福岡発ベンチャー・スタートアップを選んだ思いを聞きました。
 

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楽天でエンジニアのキャリアをスタート

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ーー大分県出身の徳丸さんは、学生時代を福岡で過ごし、就職するタイミングで上京しました。東京の方が、希望する仕事の選択肢が多かったことが理由でした。

 

就職する前から、いつかは九州に戻ろうと考えていました。家族も親戚もみんな九州ですし、東京に行きたいというより、やりたいことをやるには行かなければという感じでしたね。

 

インターネットに興味があったのと企業理念に共感したので、一社目は楽天に入社しました。

 

ーー楽天ではどのようなお仕事をされていましたか。

 

入社してすぐは、楽天市場や楽天ブックスの検索エンジンシステムを開発する部署にいました。海外で働いてみたいと思い、4年後に楽天マーケティングに転籍しアメリカ支社へ。

 

そこでは、現地のマーケティング会社と日本本社の橋渡しをする、ID連携プロジェクトなどを担当していました。

 

1年半でプロジェクトが終了したため帰国し、今度は楽天マーケティング内の国内部署に転籍。楽天に在籍していたのはトータルで6年半ぐらいです。2~3年ごとに違うプロジェクトに参加でき、いい経験になりました。

 

ーーもともと、それぐらいの期間で転職しようと思われていたのですか。

 

はっきりとした時期は決めていなかったんですが、海外で働く目標が達成できたあたりで、次に行こうかなと。帰国して1年ぐらいは引継ぎなどをしていましたが、先に転職していた先輩から声をかけていただき、2社目に入りました。

 

ーー2社目はスタートアップだったそうですね。

 

大手のアパレル企業が新しく別会社を立ち上げるに伴い、開発マネージャーを探しているという話でした。次は小規模な組織で働いてみたかったのと、立ち上げ段階なのが面白そうだと思い転職しました。

 

楽天時代は開発以外の部署の方とあまり関わり合いがありませんでしたが、2社目ではマーケティングや営業、CSなど様々な部署の方と仕事をする機会が増えましたね。

 

「会社やサービスはこうやって回っているのか」と勉強させてもらい、自分の幅が広がったと思います。

 

ーー転職後、いつ頃から次のステップを考え始めましたか。

 

1年半後ぐらいですね。ちょうど立ち上げが終わって1年が経ち、サービスも安定してきたタイミングでした。マーケティング担当メンバーと話をする中で、自分は開発1本で食べていくより、マーケティングの勉強もした方がいいかなと思い始めたんです。

 

その時にたまたま、本社のマーケティング担当の方からADKをご紹介いただきました。ADKがデジタルの子会社を立ち上げるから、そこに入らないかと。

 

自分の強みも活かしつつマーケティングの勉強もできると思い転職し、ADK本体とADKの子会社、2つの会社に在籍させてもらいました。

 

マーケティングの仕事にも関わらせてもらいつつ、子会社の方ではDMPの開発もしていました。ADKにいたのも、1年半ぐらいですね。東京に行って10年が経ち、キリもいいし、そろそろ帰ろうかなと思ったんです。

 

地元企業で、九州のためになる仕事がしたかった

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ーー徳丸さんは、福岡へ戻ることにあまり不安は感じなかったといいます。それよりも、東京で培った経験を地元に還元したいという思いがありました。福岡へ転職するにあたり、複数のエージェントに登録されたのでしょうか。

 

そうですね。仕事の絶対数は福岡の方が少ないだろうと思い、色々なサイトを見たり、実際に相談もしてました。紹介される求人は、大企業の福岡支社などが多かったです。

 

年収を考慮しての紹介だったと思うんですが、そこに入るとできることの幅が狭くなるんじゃないかと感じました。東京主導の仕事になって、主体性がなくなるのは嫌だなと。

 

そんな中、友人がYOUTURNのFacebookページにいいねを押しているのを見て、軽い気持ちで登録しました。その友人も、東京から福岡に転職したんですよ。

 

YOUTURNは福岡に特化していますし、スタートアップやベンチャーを紹介してもらえるのではと期待感がありました。

 

登録後、すぐにキャリアコンサルタントの高尾さんから連絡が来て、密にやりとりさせていただきました。

 

ーースカイディスクに入社した経緯を教えてください。

 

最初に紹介された時、AIで製造業を支援する会社だと聞いて、自分では力になれないかもとお伝えしたんですよ。

 

でも高尾さんは、「スカイディスクにはAIエンジニアや製造業のプロフェッショナルはいるけれど、今後はシステム側の人間が必要なんです」と。活躍できる場があるはずと言ってもらえたので、話を聞きに行きました。

 

ーー実際に面接された印象はどうでしたか。

 

最初は、今の上長である畑村との面接でした。優しい雰囲気がありつつも話が核心をついていて、この人と働きたいと思ったんですよね。面談後、YOUTURN経由でポジティブなコメントももらえて。

 

最終面接は代表の内村とでした。内村の東京で培ったものを九州に還元し、地元企業を元気づけるために働いているところに共感しました。

 

入社を決める前にもう一度、高尾さんに相談して「ポジション的に徳丸さんと合うと思いますよ」と背中を押してもらいました。

 

業種を超えた横のつながりを作っていきたい

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ーー現在、SaaS事業部でプロジェクトマネージャーとして働く徳丸さん。2か月後のローンチを目指し、新しいサービスを開発中だそうです。

 

まさに今、ラストスパートをかけているところです。私自身は、プロジェクトマネージャーとしてスケジュールの調整や、要件を仕様に落とす仕事などをしています。

 

メンバーはもともとスカイディスクで働いている人の他に、異なる業種や東京から入社してきたエンジニアもいて、プロフェッショナルが揃っている感じですね。ローンチ後もサービスを改善していくことが重要なので、みんなでがんばっていきたいです。

 

ーー10年ぶりに福岡に戻ってきて、東京とのギャップは感じますか。

 

学生時代に住んでいたので、住みやすいことはわかっていました。ただ、東京に比べて福岡では他の企業との繋がりがあまりないなと感じています。東京は勉強会などが頻繁にありましたが、今はコロナ禍もあって、特にそういうのがないので。

 

「福岡のこの会社は今、こういう試みをやってるよ」といった情報を、カジュアルに話せる横のつながりが欲しいなと思っています。

 

ーーYOUTURNが運営している、移住者コミュニティに参加されたことはありますか。

 

タイミングが合わなくて、まだ行ったことないんですよ。次回ぜひ参加したいです。全然違う業界のことも聞いてみたいし、いろんな職種の人と話したいですね。

 

ーー最後に、YOUTURNを利用した感想を教えてください。

 

キャリアコンサルタントの高尾さんに、密に時間を取っていただいて本当に助かりました。メールもすぐに返信をいただきましたし、面談も何回かしてもらって。

 

他のエージェントだと、「こういう求人があります」という話から始まることが多いんですが、高尾さんにはまずカウンセリングのお時間をいただきました。

 

今までのキャリアから今後どうなりたいかまでを話して、自分のことを理解してもらえた上で求人を紹介していただけたので、安心感がありましたね。

 
(執筆後記)
 

徳丸さんは、東京での経験を九州のために活かしたいという思いから、スカイディスクに転職しました。もともと楽天に入ったのも、福岡に戻る前に様々な経験を積んでおきたいという、セカンドキャリアを見据えてのことだったそうです。
 
YOUTURNでは、異業種からの転職を歓迎している企業の求人もご紹介しています。徳丸さんのように業種を超えて、自分に合った仕事に出会いたい方からのご相談をお待ちしています。

 

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著者プロフィール

YOUTURN編集部
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