2022年10月14日、YOUTURNでは全社ミーティングを開催しました。

上期業績振り返りと下期目標について共有した後、LEGOⓇワークショップ(レゴⓇシリアスプレイⓇ)を行いました。ワークショップの模様をレポートします。
 

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レゴⓇシリアスプレイⓇとは?

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お子さんがいる方にはお馴染みのレゴⓇ。

このレゴⓇを使ったプログラム「レゴⓇシリアスプレイⓇ」のベースとなる考え方は、組織が一つの大きな「樹」だとしたら、働くメンバー一人ひとりを「根」として捉えるのだそう。それぞれの根が樹を支えているからこそ、樹は土台に支えられ、思い切り伸び、育つことができますよね。

 

もちろん、様々なタイプの根があります。他の根との意思疎通を得意としない根もあれば、目立つ根の前では委縮してしまう根も。

でも、樹を支えるという大事な役割を担う意味では、どんな根も大切です。

 

根、つまりチームのメンバーそれぞれが、レゴⓇで思い思いの作品をつくり、メンバー同士の対話を繰り広げ、相手の考えを聞いて、質問して、という過程を通じて何が生まれるのでしょうか?

 

「議論」や「会議」と比較してみると、分かりやすいのかも知れません。議論の場では影響力の大きな人や強いリーダーの意見に重きが置かれ、発言できない人の声にまで耳が傾けられることは多くないもの。全員が腹落ちしないこともしばしばです。

 

一方レゴⓇは、自分でも言語化できていなかったような内面を、ブロックを使うことで自由に表すことができます。視覚での相互理解に加え、相手のストーリーに耳を澄ませ、質問をし、自然と互いを深く知ることができます。最後には、個々の作品をつなぎ合わせることで、チームの価値観が明らかになっていくのです。

 

全員に同じ種類・同じ数のブロックが配られるものの、出来上がる作品は千差万別。なんとも奥が深いですね!

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レゴⓇを使って作ったもの

いよいよ実際のレゴⓇワークが始まります。お題はこのようなものでした。

  • タワー(塔)を作ってください
  • 今年積み上げてきたこと
  • あなたの強みって?
  • 信頼を表してみてください

抽象度が低いテーマに始まり、だんだんと難しくなっていきますが、じっと考え込むのはNG。

限られた数分間の中で、とにかくレゴⓇを両手で触り、思いつくままに手を動かして形を作っていきます。

 

制限時間になったら全員手を止め、今度は一人ずつ、自分の作品について1~2分程度でチームの皆に対して語ります。

「私が今年1年かけて積み上げてきたことは…」

「土台を固めた。だから、低い構造になりました」

「透明のブロックは、キラキラ感、たのしい気持ちを表したかったから」

 

チームメンバーが自分の作品について語る言葉に耳を傾けた後は、他の皆で次々に質問をします。

「なぜこの色のブロックを使ったの?」

「ここが斜めになっている意味は?何を表してる?」

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このときのコツは、お互いに作品だけを見ること(相手の顔を見ないこと)。

自分の作品について話すときも、人差し指でブロックのひとつひとつを指さしながら、作品だけを見て説明します。

 

人それぞれの物事の捉え方、考えていること、課題や思いがレゴⓇブロックにより可視化されていきます。

時に笑い、時に「すごいなあ」と驚き、考えさせられるひととき。

質問や回答を繰り返してコミュニケーションを深めていきました。

 

YOUTURNで働く上で、あなたにとって大切にしたいことは何ですか?

決まった時間内で次々にレゴⓇを組み合わせて形作り、対話を重ねて、ワークは佳境に入ります。

  • 何が「YOUTURN」というチームをチームたらしめているのか?
  • ありたい姿は?
  • YOUTURNのアイデンティティって?
  • YOUTURNの目的って何だろう?

「あなたにとって」つまり自分がどう考えているのか、を問いかけられます。

YOUTURNというチームの中で働いている自分、YOUTURNで働いていく自分のこれからに焦点をおいて考えながら、手を動かしてレゴⓇを組み合わせていきます。

 

「手を大きく広げたような形で、できるだけ多くの人の思いを受け止めたい」

「癒しと励ましを与えられる存在」

「YOUTURNで働くことを通じて、個々のなかに思い出が積み重なっていく」

「チームは船。船で迎えに行く」

「自分が支えて、土台となる」

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YOUTURNで働く上で、私たちにとって大切にしたいことは何ですか?

いよいよ最後のレゴⓇワーク。

先ほどの質問では「あなたにとって(for you)」を問われましたが、今度は「私たちにとって(for us)」を改めて問われます。

  • 何が「YOUTURN」というチームをチームたらしめているのか?
  • ありたい姿は?
  • YOUTURNのアイデンティティって?
  • YOUTURNの目的って何だろう?

先ほど作ったそれぞれの作品を組み合わせて、チームとしてまとめていきます。作品を一つにまとめるにあたり、ルールがあります。

自分の作品は自分しか触れません。

他のメンバーの作品について、解釈を加えてはいけません。

疑問があれば、きちんと作者に確認します。

作品同士は、あまり近付き過ぎてはいけません。

 

「どっちが前?」

「囲むように置くのが意味としては近いかな?」

「時系列としたら、この二つは横並び?」(作った人同士で意思確認)

 

ここでも話し合いながら、誰も置き去りにしません。「自分の大切にしたいこと」をメンバーの数だけ組み合わせて「YOUTURNとして大切にしたいこと」を一つの大きな形にしました。壮観でした!

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「私たちのありたい姿」どんな問いで確認できる?

 

レゴⓇワークによって形となって現れた「一人一人のあり方」と、「YOUTURNチームとしての価値観」。

YOUTURNで働いていく中で、どんな「問いかけ」をしたら再確認することができるのか?

思いつくまま、ポストイットに書いていきます。どんな「問い」を書いても自由。今は評価もせず、問いに対する答えも口にしません。

 

「励ましと思いやりを持ってますか?」

「その船には全員が乗り込んでますか?」

「心地いいつながりとは?」

「そこに愛はあるんか?」

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書き終わったら、似ている「問い」を分類し、まとめていきます。

YES/NOで答えられるオープンクエスチョンは、クローズドクエスチョンに変えてみたり、逆にクローズドクエスチョンは、シンプルな問いに書き換えてみたり。

 

大事な「問い」の集合体が出来上がりました。

どの問いも、皆が自ら考えたチームの価値観に直結しています。自分に対し、チームに対し、常に問いを繰り返すことで、今いる位置をそれぞれが確認することができますね。

この問いかけ、忙しいときほど、忘れずにいたいです。

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レゴⓇワークを終えて

レゴⓇワークを体験した後、皆さんに感想を聞いてみました。

 

なんとなくイメージだけで組み上げたレゴⓇに、あとから意味や言葉を付けていくという非日常体験から、無意識と意識が接続され新たな視点、気づきを得ることができた」

 

「この会社で働いている意味を改めて考えるきっかけになった!」 

 

「普段の業務の中ではなかなか聞けないメンバーの想いを聞くことができた。一人ひとりの想いを大切に出来る環境を作っていきたいなと思った!」

 

同じテーマでも一人ひとり違う発想や捉え方があることを改めて認識する機会になりました!

 

「その言語化のプロセスを経て各メンバーの思いを聞くことができ『この会社好きっ!』てなった」

 

「このみんなの思いを具現化していくことが経営者としての使命だと改めて強く感じることができた

 

「まじめで優しい会社だなあ」

 

最後に皆で組み合わせたレゴⓇの姿や、感じたことをしっかり記憶にとどめておきたいと思います。

 

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参考リンク

http://www.seriousplay.jp/seriousplay/
 

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著者プロフィール

YOUTURN編集部
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